ジンは大雑把にいうと麦・大麦・ジャガイモなどの穀物から作られた蒸留酒、スピリッツの一種に分類されるお酒です。風味はそのままでは弱いのでカクテルの材料に使われることも多いお酒です。しかし、特徴が弱いということはほかの材料との相性がよいということ。リキュールのように甘くないので、オトナの男性に特に喜ばれるお酒です。ではジンベースのカクテルを紹介してみましょう。
ジンは透明度も高くクセが少ないのですが、その分風味に欠けるという評価もされます。そのため、普通に飲むのよりもカクテルとして飲まれることが一般的なお酒です。このあたりはリキュールに似ていますね。ただ、リキュールが甘く自己主張が激しいものが多いのに比べてジンはほとんどの材料と相性が良く、けんかすることが少ないお酒です。そのせいかジンベースのカクテルにはジン・トニックを始め、多くの有名なカクテルが造られています。ジンベースカクテルは透明度が高いのもあいまっていかにも涼しげなのも特徴で、カクテルにも氷を入れて冷やしていただくパターンが多いのもジンベースカクテルの特徴でしょうか。後味がよく、さっぱりとした飲み口が楽しめます。
ジンはオランダ原産、というか一人の医学教授によって作られました。もともとの名前はジェネヴァーという名前で「薬酒」でした。ところが、薬酒のくせに美味しいものだから別に体調が悪くなくても飲まれるようになってしまいました。やがてイギリスにも普及し、この頃から“ジン”という呼び名が定着してきたようです。現在では技術の発展もあってさらに改良を加えられたドライ・ジンというのが主流になってきたようです。
それではジンをベースにしたカクテルの中からいくつか紹介してみましょう。ここで紹介したカクテルはお酒に詳しくなくても名前くらい聞いたことがあるだろう、というほど有名なものばかり。リキュールベースカクテルより面倒なレシピが多いのですが、美味しいものばかりなのでぜひお試しください。
小説のおかげで知名度が格段にアップしたギムレット。ドライ・ジンとライムジュースを2:1〜3:1ほどの割合でシェイクして仕上げます。小説の中ではかなり甘めの(ジンとライムジュースの割合が半々くらいの)ギムレットを愛飲していたといいます。自宅でカクテルを楽しむなら、こうやって自分の好きな割合にアレンジするのが一番ですね。
ジンベースカクテルの代表格でしょうね。特に暑いときには最高のカクテルです。ドライ・ジンにトニックウォーターを3:1の比率で材料をよく冷やして、さらに氷を入れてステアで仕上げます。キンキンに冷やすのがコツ。
これも有名どころ。居酒屋さんなんかでも置いてあるところが多いです。でもちょっと作り方が面倒なのが玉にキズ? 作り方はドライ・ジンとレモンジュースを2:1の比率にします。そこに砂糖を出来上がり60mlにつき1杯を加えてシェイクします。グラスに注いだら適量のソーダで割ってかるくかき混ぜて完成。
ヴァン・ウィー・ジン10年 1993 42°(700ml)
アムステルダムが発祥のジンです。アムステルダムの蒸留所で 1993 年から現在までの 10 年以上に渡って熟成させたもので、風味はシングルモルトウイスキーのようです。食前酒にぴったり。ハーブとライ麦を使ったモルトワインで蒸留して作られたこのジンは、繊細でデリケートなジンの中でも最高級のものです。
ケーヘンテッド オール・ラジェ ジン 55°(700ml)
アルコールが高めの 55 度のジンです。モルト・スコッチで有名なインディペンデント・ボトラーから発売されています。ジュニパー・ベリーの他にサフランも使っていて独特の香りをかもしだしています。コリアンダーも使っているので淡い黄色の刺激的な辛味が特徴です。
ブラックウッド・ノルディックジン リミテッドエディション 60°(700ml)
現在製品として存在するジンの中でも一番度数の高い 60 °を誇るジンです。このジンは限定物でシェットランドの人口と同じ 22500 本のみの販売です。度数が高いために、華やかなフレーバーとフルーツのような甘さが凝縮されていて、ギムレットなどのカクテルを作るのに適しています。
サントリージントニック コンクタイプ1800ml
ソーダで割るだけで簡単にジントニックができあがるコンクです。お好みの濃さでどうぞ。 容量が多いので、自宅でみんなと楽しく飲むときに用意しておきたいですね。
シンガポールスリング 700ml 17.5°
その名の通り、シンガポール生まれのジンベースで作られたカクテルです。きれいな色はシンガポール湾の夕焼けがモデルになっているといわれているほどです。ほんのり甘みがあるのにジンでキリリと味をしめています。
ケイジャンマティーニ 40°750ml
ニューオリンズの「 K-Paul's Luisiana Kitchen 」というレストランで出されているジンベースのお酒です。シェフオリジナルの商品でヴエルガモットやウオッカ、カイエンヌペッパーが入っているので味はとても辛いものになります。